TPPに参加したら日本滅亡

 株価の猛烈な上昇を忘れてしまうほどマスコミのTPP報道に対する矮小化のすごさに驚きの今日この頃です。この報道しか見れない人にはTPPについての危惧が全く生じないということもひしひしと伝わってきます。安倍政権はこれに反対すればアメリカやら経団連やらを敵に回してマスゴミの政権批判の格好の的になるだろうから、交渉でどうにかするしかないのでしょう。

 マスコミがTPPで取り上げているのは農業や医療保険くらい、しかしそれらはTPPの一割にも満たない小さなこと(それだけでも小さくはないけど)。本質は投資の自由化によって企業を自由に買収してしまい、収益を最大化する寡占市場を形成して投資家に最大限の利益をもたらすことと、法的な自由化で弁護士を大量に日本国内に送り込み、ISD条項で国家主権をも潰してしまってそのような経済植民地化への手助けをすることです。

 TPPはアメリカが日本を経済植民地化するためだけの手段であるということを、日本人はもっと危惧するべきです。TPPに参加しなければ経済の発展が遅れるということは全くありません、百害あって一利なしくらいのもんです。しかし、現在の日本の交渉参加要件(聖域なき関税撤廃を前提としない)ならTPPの本来の本質から大きく外れることになるので、交渉参加できない可能性が幾らかあるように思われます。交渉参加国が承認してくれないことを願います。

中国での橋の崩落とTPP

 中国では作ってから1年も経たないうちに橋が崩落しているらしい。原因はもちろん建設費を削るために鉄骨をケチり、工期も短縮したための手抜きスカスカ橋だからなのですが、当局は過積載による原因と相変わらずとぼけたことを言っています。もちろんネットでは非難轟々だそうです。もちろん無くなった方も大勢います。

 日本で同じことが将来起きるでしょうか?TPPに参加すると十分起こり得ます。

 TPPによりインフラ建設が国際的に自由競争入札になり、例として通常10億円かかるような公共事業が5億円でとある国の建設会社に入札されたとしましょう。他の国の建設会社なので日本のインフラの完成度・安全性なんて考えません。利益を上げるために建設費を削り、手抜き工事を行い、工期を短縮して仕上げるでしょう。結果として震度5程度で崩落し、「災害のせいだからうちのせいではないニダ。」みたいなことになってしまいます。

 また、国際的に自由競争入札になってしまうと地元の建設会社が潰れてしまい、大地震のような災害が発生した時に自衛隊が入るための道を造ることができなくなります。結果として助かる命も助からなくなります。

 インフラは国民共有の財産であり、命を預かるものです。コストのみで考えると国民の命が危うくなります、日本のような災害多発国家では特に重要なものです。これはTPPの恐ろしさのうちのほんの一例にすぎません。最近TPPの話題が無いのでTPP反対を唱えてみました。

posted by もずく王子 at 15:23Comment(0)TPP